順番がひっくり返ってしまっていて読みにくいのですが 
過去の投稿から9月2日の①から読んでいただけると内容が分かると思います

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なぜ近年になって急に森林火災が問題になったんだろう?
とずっと思っていました。

よく言われているのが 農地を拡大するための焼畑。
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でもキャプテンが言っていたのは 「ここの一番最初の出火は多分魚釣りの人が森の中で魚を焼くために起こした火が原因じゃないかな。」
と言うことでした。あくまで彼の想像なのだと思うけれど 何年もこの土地に住んでいて火災現場に行ったり監視でまわりをよくまわっている人の言葉です。
案外、そういった小さな火が原因なのかもしれないなぁ、と。
最初の出火は焼畑をしているあたりからではなく 何もない森の中だったのかも知れない。
そんな話をしていた帰りに またここでも起こったばかりの煙が川岸からたちあがっていた。
でも為すすべはないなぁ、と言っていたら・・・
そのほんのちょっと先でこんな人たちを見かけました。

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魚釣りといっていたけれど そうではない様子。何をしていたかは分かりませんが
一応キャプテンは そこの火なぜ起こったか知らないかい?
と聞いていましたが 知らない と言われただけでした。
ここで火をおこすことや魚を釣ることは国立公園内ではないので違法ではないそうです。
それ以上何も言えません。

こんな人たちの火の不始末が引き起こしたことなのかもしれないな と立ち去るのでした。


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町中でもたくさんの火を見かけます。ごみを庭先で燃やすことは一般に行われているようです。こういう火が燃え広がるってことも十分にあるなぁとも。

以前に比べ 雨の降り方が変わってきているらしいことも
要因の一つのようです。それは温暖化のせい?森がなくなったから?
わたしには分かりません。

いずれにしてもはっきりいえるのは 本来の森だけだったらいくら直射日光があたろうがここまで火が燃え広がるわけがない、何らかの要因で人間が火をつけたことが原因で現在森が失われようとしているのは明らか、そして森はすでに自分の力だけでは立ち直れないくらい瀕死の状態にある。ので 人間が自分の起こした後始末をしないといけないのは当たり前の義務。と言えるのではないかな。


わたしが見てきたのはすでに一月以上前のこと、最近になって雨が降ったりして火がおさまっていないかなと 日本からではなかなか情報がないので現地に聞いてみようかな と思っていたらメールがありました。
最近 さらに火が燃え広がっていると言うのです。
にもかかわらず 政府はあまり気にする風ではないと。
タンジュンPの方でも火がおこっているそうです。
けれど おそらくタンジュンPの方が海外から有名なので政府は守ろうとしているようです。そしてお金も援助もより多いので 壊滅的なまでに燃え広がる前に鎮火できるようなのです。
お金さえあればセバンガウもここまでひどいことにならなかったでしょう。
まるで政府は森などなくなってくれたら 開発の手間が省けるとでも思っているのかな、と思ってしまうほどです。

う~~~ん 大きな力が欲しい!と思うのでした。


セバンガウのスタッフはみんな親切に 言葉もろくに分からない私にちゃんと分かって帰ってもらおうと一生懸命でした。
おかげで二日間だけでしたが 野生のオランウータンに会うよりも何十倍も有意義な時間を過ごす事ができました。

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朝暗いうちからでもいいよ と言ってくれたキャプテン。実際にはそんなに早くは行きませんでしたが。この土地を愛しているのがよく分かりました。

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タンジュンPからついてきてもらったガイド、と Kantor Taman national Sebangau 国立公園事務所に勤める女性。たしかまだ1年くらいしかここに来て経っていないといっていたわりに真剣に何とかしたいと語っていた。

タンジュンPの人たちはみんなガイドもレンジャーもセバンガウが今どうなっているか、を知らなくって いくと言う話をしていたらみんな行きたがっていたのだけど 自分でお金を出して旅行するなどという贅沢が出来る人がいないのでしょう、だから隣の国立公園のこともぜんぜん知らないのです。
今回ガイドの子たち二人を連れて行ったので 帰ったらガイド仲間や友達からどうだったどうだったと質問攻めに会ったらしいのです。この辺りの人たちまだまだ何かを知ろうと思ったら 本を読む、と言うよりも人づてに聴く。のです。
この子たちが帰ってからみんなに話したことはとてもためになったでしょう。
きっともっと自分の土地の森を守らなきゃ って思ってくれたのではないかなと思います。
その彼らがたくさん来る観光客に現実をもっともっと伝えて言ってくれたらいいな、と思いました。
もっともっと外国からの保護活動ばかりではなく インドネシア人が自分たちの国の財産を守ろうって気持ちになって欲しいものだと思います。


帰りの飛行機からまたたくさんの煙が立ち上っているのが見えました。
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・・・おわり・・・



*つたない語学力で見聞きしてきたことなので間違いがあったらすみません*