次の日 朝6時半にレンジャーがホテルに迎えに来てくれて出発。
彼は前日夜中の2時まで森の保全についての会議があったとかで その日は昨日いろいろと説明をしてくれた女性 
Ibu Kartiniが同行してくれることに。
彼女はまだここへやってきて日が浅いのがけれど 役人風のレンジャーよりもよほど真剣にここの現状を何とかしたい!と思っているようでまじめなお人柄にとても好感を持ったので 同行してくれると聞いて嬉しい。

昨日とは反対側の目的地までスピードボート飛ばして2時間半ちょっと遠い場所まで行くという。どんな場所かはよく分からない。

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ずっとこのようにいったん燃えてしまった森だった場所が続く。
場所によっては成長の早い木が生え始めているけど 単一でとてもいろいろな動物が住める場所ではないとおもう。

この辺り 地元の人が魚釣りをしている光景もよく見かけます

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魚を売ることが出来たら現金収入になるのに 売る場所が遠いため難しいらしい。

川の水はとてもきれいでまだ汚れていないので飲んでも大丈夫です。
と言われる。
栄養素たっぷり含んでいると思うとおいしく飲めるかなぁ?
20090903-2009.07.28_IMG_9127_matsunari.jpg タンニンを含んだ赤い川の水

null 水位が低く家が上のほうに見える

null 目的地はその川の支流と言うより、水路。

もともとこういった水路はいろいろな運搬用に政府が作ったらしいのだけど 
そのうち違法伐採の運搬にも使われてしまったり 問題がたくさん起こってしまったらしい。
100メートルくらい歩いていくとゲストハウスがあり 訪れる人の休憩所になっている。
スタッフも常駐していて宿泊も可能。

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目の前には水路をせき止めている堰/ダムがある。

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この水路にも何箇所かこうしたダムを作って水が流れてしまうのを防いでいる。

というのもいったん燃えてしまって木が失われ保水力を失った土地は直射日光を浴びどんどん乾燥していく。 
乾燥すると 自然発火からでも火がついてしまい また森林火災が起こる。
と言う悪循環を起こしてしまうのです。

この悪循環の要因のひとつがこの水路で これが排水路の役割を果たしてしまい土地からどんどんと水を排出してしまっているそうなのです。
こういった水路がこのあたりには縦横に作られていると言うのです。

20090904-2009.07.28_IMG_8819_matsunari.jpg 20090904-2009.07.28_06YM2212_matsunari.jpg 
水路へ土地から水分が流れ出てます

乾期の今 すでに何週間も雨が降っていないそうです。
大地の渇きのスピードを少しでも抑えるために ダムを作り水が流れ出てしまうスピードを緩めているのです。
けれど このダムでさえお金がなくそんなにたくさんも作れないそうです。
この場はモデルケースとしての役割も果たしているようです。


船を乗り換えてダムの上流へ
null 確かにダム上部すぐはたくさん水がたまっている

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けれどしばらくいくと船をおりて(スタッフが)船をひっぱって歩かないといけないほどの水位に。
ここでも普段はもう少し水の中にあるはずの 燃えてしまった木の残骸が 悲しくむきだしになっていました。

ちなみに 少し前にセバンガウで野生のウンピョウが自動装置により撮影された、と言う場所はこの辺りにちょっとした橋があり そこで撮影されたそうです。
やはり 自然がたくさん残っているからではなく 自然がなくなってしまったからこそ 開けた土地に出て来ないといけなく その姿を撮影されたのでした。
森があったころに生活していた 動物たちはどうしてしまったのでしょうね。

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この辺り一帯、けっこう森がまだ残っているように見えますが 実はほとんどがいったん燃えてしまってその後育った木なのです。
元々の森は島のように点在しているだけです。

ここでは植林にも 力を入れています。


・・・つづく・・・




*つたない語学力で見聞きしてきたことなので間違いがあったらすみません*