スピードボートでやっと出発です。
森へ行きたいと連れて来てもらったけれど どんなところへ行くのかまだ分かっていません。
いつものクマイは海からすぐ近くの川なのですが ここは大きな川の途中、海からちょっと内陸に入った場所からの出発です。ここから支流へ行くようです。

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出発してすぐ、パンダヌスばかりの光景にタンジュンプディンと違うね~~なんてのんきに話していました。
タンジュンプディンは河口なので塩分があっても棲息できるニッパヤシがメインなのです。パンダヌスはずっと上流に行かないとありません。

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パンダヌスばかりで他の木がなく 川沿いばかりでなく奥へ入ったところにもなぜ木がないんだろ とやっと違和感を覚えた頃 たくさん答えが出てきました
ここもいったん火事で全て燃えてしまった土地だったのです。
パンダヌスは成長が早いのでひとまず先に育っていたのです。

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そのパンダヌスも燃えてしまった痕が。
この広く遠くが見渡せる光景に悲しくなってきました。

川をさかのぼっていくと大きな木が倒れた痕が見えてきました。

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ちょうど乾期で何日も雨が降っていないので水位がますます浅くなり
ふだん水の中で見えない光景までも見えています。

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何キロにもわたって森らしい森は見えません。
遠くの方にあっちにはまだ森があるね。と言う程度です。
この燃えてしまった木が 今まだあったらさぞかし立派な木だったんだろうな という木がたくさん燃え残っています。

そしてそのなんとか残されている森のほうからなにやら嫌なものが見えてきました。
けむりです。
この辺り一帯がもえてしまったのは 1996年にカリマンタンのあちこちでおおきな火災があったのと同じ頃に最初の大きな火事があったそうです。
いったん燃えてしまうと 
森がなくなった土地からは簡単に自然発火も起こしてしまうそうです。
だからいまでも危ない状態だと言っていました。
が、こんなにすぐにこんなにおおきな煙が上がっているのを目の当たりにするとはおもいませんでした。

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同行していたパークレンジャーは ガイドが本業ではなく国立公園を見回るのが仕事です。
そんな彼らもまだここの森がこんなに大きく燃えているとは知らなかったようで ちょっとびっくりして事務所に連絡していました。
きっと 森ではなくいったん燃えた場所が燃えているのはいつものことなのでしょう。

けれど 連絡したからと言って消防部隊がやってくるわけでもなく
ただ 時を待つしかない。ということです。

今、ここでこんなに燃えているのに何も出来ないの?
きっと雨なんかしばらく降らないよ!その間にたくさんの動物が逃げ遅れるよ!
なんとかして!!!

と思ったのですが 仕方がないそうです。

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この日はあっちの方とこっちの方と二箇所から煙がもうもうとあがっているのが見えました。
まさに成すすべなし!でした。

こうなるのを待つのみなんでしょうか?

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・・・つづく・・・


*つたない語学力で見聞きしてきたことなので間違いがあったらすみません*